STIフードホールディングス

FRESH FISH ①|鮮度にこだわりぬく。

たった一尾でも、鮮度が落ちる魚には工場の敷居をまたがせない。

鮮度が命。しかし、できる限り薬品に頼らない。

鮮度を守るためだからといって、当り前のように殺菌剤や鮮度保持剤は使いません。
できる限りケミカルに頼りたくない。これがSTIフードホールディングスのポリシーです。
例えば、商品をパッキングする方法も、ガス置換と呼ばれる方法を採用。
密封した包装から99.7%空気を除去し、窒素を充填。
薬品を使わず鮮度を保持しています。

プロの鼻と目は、機械より精密。鮮度の微差を見逃さない。

鰯が魚くさいのは当たり前?いえ、素人にはおなじ鰯だと感じられたとしても、
STIフードホールディングスのプロたちの鼻と目は、ちょっとした劣化さえ見抜きます。
食べてもおいしい。誰からもクレームは入らない。しかし、この道20年の
プロの経験と直観が、目の色と表面のみずみずしさをチェックして、
“この魚を買ってはならない”と見極める。
この厳しい目利きも、最新設備に負けず、STIフードホールディングスの貴重な企業資産なのです。

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FRESH FISH ②|科学力で、鮮魚を見きわめる。

鮮魚の条件を、数値化する。熟練職人の目利きを、標準化する。良品づくりは、科学です。

品質のバラツキを許さず、良品だけを世に送り出す。

高いレベルで品質を安定させるためには、
生産プロセスの高度化が不可欠。しかし、それだけでも足りません。
良品を生み出すための新鮮素材の条件を細かくスペック設定しておくことも重要です。
品質責任者がカンで素材を見極めるのではなく、
合格基準に達する素材の条件を、数字などで具体的に設定し、
熟練の技術者の暗黙知を視える化、つまり形式知に変えるのです。

「鮮魚は電子部品のようにはいかない」という常識を打破。

1984年には1282万トンもの生産量を誇った日本の漁業。
2008年には559万トンにまで落ち込みました。
挙げられる原因のひとつに、日本の漁業は規格化が進んでいないという現実があります。
「水産素材は、精密部品のようには標準化できない」という、
いっけん正論に見える常識に甘んじてきたせいかもしれません。
だからSTIフードホールディングスは、そんな常識をブレークスルーします。

合理精神と論理思考、そしてロマンを胸に。

鮮度はもちろん、素材の大きさ、肉のつき方など、合格素材の基準を明瞭化。
また、鮮魚の裁断や切り身づくりの方法を標準化し、海産素材をまるで工業部品のように
正確に規格化することで、品質と信頼性の安定とともに、量産性の向上と効率化をはかっています。
また、素材の規格化の推進によって、海外に輸出しやすくなります。
日本の新鮮素材が、国内外の消費者に届きやすくなり、日本の漁業全体が活性化します。
合理精神と論理思考、そしてロマンを胸に。
STIフードホールディングスは、わが国の水産ビジネスを高度化します。

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FRESH FISH ③|多彩な食材からうま味を引き出し、多彩に展開。

食材から、うま味を引き出す。STIフードホールディングスのお家芸です。より広い食品ジャンルで生かしたい。

付加価値づくりに境界線はない。挑戦はボーダレス。

STIフードホールディングスは、徹底した顧客志向、マーケット志向です。
時代がいま、生を求めているなら生製品、燻製や干し物を求めているなら燻製、
冷凍ニーズが高いなら冷凍製品に。缶詰がトレンドなら缶詰。
これまでに拘束されることなく、ひたすら新しいニーズをキャッチアップして、
積極果敢に新しいジャンルに自由に挑戦します。
和食だけではなく、洋食のムニエルやポワレにも挑む。
これが、STIフードホールディングスのやり方です。

強みが生きる必然性のある開発なら、農産物も。

海産物をベースにしながらも、
きちんと自社の強みや特性を生かせる必然性のある商品開発なら、
農産物や畜産物の加工にも積極的でありたいと考えています。
国内のみならず、海外市場を見すえれば、チキンのトマト煮に取り組む可能性も、
得意の缶詰技術で肉じゃがに挑む可能性も、大いにあります。

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