
魚を通じて、DHAやEPAをたっぷり摂取してきた日本。海の恵みは、長寿の要因の一つです。
					家畜ミート一辺倒の日本にするものか。日本の食文化の健康力を減退させるものか。
					STIフードホールディングスの決心は、きょうも独創性に満ちた新鮮食品として、世の中にあふれます。
水産素材を生かした食品をより広くポピュラーにするために、私たちにできること。
					STIフードホールディングスは、海のちからと、社会の新しい生活インフラを
					めざす大手コンビニチェーンの力を借りながら、都会だけでなく、海辺の町や山あいの町まで届けます。
水産素材を使った新しい地中海風にも挑む。和洋のユニークな融合にもトライする。
					そんな数ある挑戦の中で最も難度が高いのは、じつは新機軸よりも、
					伝統から新しい波を起こすこと。だから私たちは挑みます。
					こわれそうな高級料亭の繊細な品質を量産化し、
					「もっと身近なおいしさ」にしていきます。
たとえば北海道一の寿司屋、赤坂の料亭、銀座のレストランと勝負しています。
					「本物の和の味」を特別な人しか味わえない社会は、文化的に貧困。
					ふつうの町で暮らす、ふつうの少年やご高齢者にも、
					もっと広くもっとフレンドリーに提供していきます。
西洋的な足し算の濃密な味覚ではなく、生の海鮮をはじめ、
					良質の昆布、鰹節、干し椎茸など、素材からうま味を引き出す「引き算」の繊細な和風。
					これらの「高級」を、もっと「カジュアル」にするために。
					私たちは100年200年、挑戦をやめません。


日本の漁業をもっと盛り上げたい。わびしさが漂う漁師町は趣がある、なんてとんでもない。
					日本の漁業を守るために、日本の漁場をもういちど若いエネルギーがあふれる場所にしたい。
					だから私たちは、日本の新鮮な水産素材にこだわります。
近海のおいしい魚は主にお刺身にしか流れない。
					量産が前提の調理用は、加工賃も安いので海外からの調達が主流。
					この習慣に、STIフードホールディングスはメスを入れました。日本の漁師が獲った近海の魚を大量に買い取る。
					鮮度・大きさ・太さなど、量産材料としての品質基準をしっかりと設定し、ふるいにかける。
					海外輸入よりも新鮮な近海の魚を、ばらつきのない素材に変えて、大量に売れる商品をつくる。
					結果、漁師のみなさんに、利益を還元できる。このサイクルを、私たちは目指しています。
					コストが安いからと海外一辺倒になることは、自らが立っている足場を潰すことにつながる。
					日本の漁業に未来がなければ、日本の食品メーカーの未来も開かない。
					STIフードホールディングスは、そう信じています。















